参考にならない鍼灸院開業

鍼灸師の夫婦が開業までの道のりをリアルに綴ります

仕事を辞めた夫の本音

鍼灸院開業。

もちろんその過程は初めての事ばかりだ。

 

今は仕事はしていないので、失業手当と妻の収入が頼り。

 

 

20歳で働き始め11年勤めた会社。

辞めようなんて考えもしなかった。

だけど、ある時からその頃の生活や生き方や自分自身に?がつき始めた。

 

だから、一歩踏み出した。

 

そしたら、沢山の知らない世界や情報が溢れて広がっていた。

本当に違う世界を生きている感覚だった。

会社員だった頃は、特に意識はしていないが自分がそれまでやってきた事と目の前にある事が全てだった。

だから、それ以外の事は否定ばかりしていたしなかなか信じる事は出来なかった。

 

 

そんな私も仕事を辞めて気づいた事がある。

家族と一緒に過ごす時間がとても幸せだということ。

あの頃はそんな時間を作れなかったのか、作らなかったのか…

一緒にご飯を食べたり、散歩をしたりそんなただ当たり前の事がとてもとても幸せな事だと心から感じている。

 

奥さんとのケンカもそうだ。

今までも今でもケンカはしている。

ただ働いていた頃はどこか心の余裕がなくなぜか優しくできなかった。

だから、心から納得もできないし本当に向き合おうともしていなかった。

 

今は1人の時間が増えて考える事も増えた。

すると、ケンカした後も整理して理解しようと考えるようになった。

そして、大体が自分が悪かったなと後から思う。笑

 

 

今は早く働いて、お金を稼ぎたいなと思う。

あの頃はそんな事を考えた事もなかった。

働く場所があって、仕事があって、給料があって…。

それが当たり前だったから。

 

せっかく仕事を辞めて気付けたのだから、今度は自分が大切にしたいものを見失わないようにしたい。

 

 

次は何に気がつく事ができるだろう。

 

 

今日は夫の本音でしたー笑

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